仙人の日記

世の中、あちらのサイトもこちらのサイトもＳＳＬ化してしまった様で、『仙人の結界』もいつの間にか勝手にＳＳＬ化してしまっていました。ＳＳＬ化すると、サーバーに負担がかかり、表示が遅くなるのですが、最近のサーバーは性能がいいので、体感速度に変化は見られません。

しかし、ＳＳＬ化の問題点はそこにあるのではなく、サイトを見ることができなくなる人が出てくることです。実際、Netscapeの様な古いブラウザーで『仙人の結界』にアクセスしてみると、アクセス・カウンターが表示されていません。

これは『仙人の結界』がＳＳＬ化したことに気がついた際に、アクセス・カウンターのＵＲＬをhttpsに変更したのが原因です。これは思わぬ失敗でした。

だいたい、パスワードの入力の必要もないサイトで、どれぐらいＳＳＬ化が必要かというと、ほとんど必要性はありません。膨大なアクセスのあるサイトなら、なりすましなどをされてしまう可能性があるかもしれませんが、一日に何人も来ないようなサイトでは、そのための時間と労力を考えると、割に合いません。こういう被害に遭う可能性は、ほぼゼロと言っていいでしょう。

ＳＳＬ化しないと言う方向性もインターネットには必要ではないかと思います。そう言うわけで、『仙人の結界第６サイト』を立ち上げました。

『仙人の結界第６サイト』では全てのアクセスは、強制的に非ＳＳＬ化されます。間違って、httpsでアクセスしても、自動的にhttpに変換されるようにしました。こういう試みは世界初ではないかと思います。

ＳＳＬ化のためにアクセスが困難になった方はぜひどうぞ。

千葉大学園芸学部４年生の女子学生、荻野友花里さん（２１歳）が、去る１０月２２日、自宅のマンションの部屋で全裸で殺され、部屋に放火されました。最初、清楚な優等生と報道されていましたが、その後、アルバイトでキャバクラ嬢をやっていたと言うことがわかりました（殺された千葉大の女子学生はキャバクラ嬢だった／千葉大学女子学生殺害・放火事件（仙人のブログ））。

そして、今日、荻野さんのキャッシュカードを使った男の写真が公開されました（これがATMで現金を引き出した男の映像／千葉大女子学生殺害・放火事件（仙人のブログ））。

しかし、どうも犯人は女である可能性が高いようです（犯人は女性との見方も／千葉大女子学生殺害・放火事件 （千葉県松戸市）（日本ニュース通信））。

この事件について、「大学生がキャバクラ嬢をやっているとはけしからん」とか「色気むんむんの年頃の女が太ももや股間を見せつけて大学の授業を受けるのはけしからん」等という意見もあるようです。

それは、男から見たら、１８歳〜２２歳ぐらいの女はみんな色気むんむんに見えるでしょう。しかし、女から見たら、１８歳〜２２歳ぐらいの男もみんな色気むんむんですよ（笑）。

あまりにも男中心にものを考えすぎているのではないかと思います。逆に大学の男子学生が７０歳以上の年寄りの男ばかりだったら、女子学生も男子学生には興味を示さないでしょう。

きれいに生まれるのは、本人の責任ではないので、色気があることを責めてどうなるのでしょうか？それを言うなら、女にうつつを抜かす馬鹿男をこそ責められるべきではないでしょうか？

こういう議論はあまりにも馬鹿げています。大体、色気があって、異性に興味を示すのは、生物学的には当たり前のことです。そうでない方が困ります。

ただ、この事件では、危険が多すぎる環境に身を置いたのが間違いだと言えると思います。キャバクラ嬢をやるのも危険ですし、美人であることも危険です。もちろん、こういうことはわかっていても、災難に遭わないように気をつけるのは難しいことだと思います。たぶん、被害者の荻野さん本人もある程度わかっていたと思います。

しかし、逆に考え、誰かが女性を襲って殺そうと思っていたとして、相手の女性が警戒心が強く、用心深い行動を取っていたら、襲って殺すのは無理でしょうか？じっくり様子をうかがっていれば、いつか隙（すき）をつくことができるものではないでしょうか？実際問題として、自分の身を完全に守るというのはかなり難しいと思います。せいぜいできるのは、危険性を少しでも減らすことでしょう。

仙人の辞書の最初の項目として、「愛」と言うことばの定義を行いました。
取りあえず、今回は少しだけ書きましたが、いろいろおもしろい事が
書けそうなことばなので、今後、少しずつ追加して行きたいと思います。